子どもは本当に親を選んで生まれてくるの?私はこんな親を選びたくなんてなかったのに。

子どもは親を選んで生まれてくる。
とか
子どもはお母さんを幸せにするために生まれてきた。
とか。

そんな言葉を聞くことがあります。

それって本当でしょうか?
もし選べるのなら、私はもっと違う親を選びたかったです!
という声も聞こえてきます。

そうですよね。
こんなに辛いのに、自分で選んだなんて言われても困ります。

今回はこのことについて、私の考えを書いてみたいと思います。

こんな親の元に生まれたくなんてなかった、という思いが尊重されるべき。

私のワークを受けてくださる方の多くが、
親との関係で苦しまれています。

できることなら、この親の元に生まれたくなんてなかった。
もっと大切にされたかった。

そう思われる方もたくさんいます。

そんなふうに思っている彼女たちに
「魂の学びのために、親を選んできた」という考えは、
信じなくていい考えですし、本当に必要のないことでです。

問題を抱えている親は、
年齢は重ねていても、心の学びは追いついていないことが多いため、
子どもをコントロールして、子どもを自分の幸せに使おうとさえすることもあります。

それでも、優しい彼女たちは、
親が、心の傷も抱えていて、幼さを持ったまま親になってしまったことも理解しながら、
彼女たちなりの愛情を示しているのです。

それだけで十分ですよね。

もちろん、親世代も、愛されるという体験があまりされていないのでしょう。
そういう意味では、彼らも傷を抱えている癒されるべき存在です。

でも、子どもだって、親を癒すことよりも、自分の癒しが重要ですよね。

冗談じゃない。子どもは親を幸せにする義務なんてないんだ。

私が子どもを授かった時、
「赤ちゃんはお母さんを幸せにするために生まれてきた」
という言葉を聞き、
だからこそ、子どもを幸せにしたいし、子どもを大切にしたいと
思ったことを覚えています。

生まれた。
それだけで、娘は私を幸せにしてくれたのですから、これ以上の義務なんてありません。

私たちはみんな、自分が幸せになり、喜びを感じるために生まれてきています。

自分が自分を幸せにするだけで、十分なのです。

それを誰かにやってもらおうなんて、図々しい!!

子どもが、お母さんやお父さんに幸せになってほしいと願うことは、
素敵なことですが、
親が、「だから子どもは自分のものだ」と思い込んでしまうのは、
絶対にあってはならないことですよね。

ワークを受けてくださっている方は、
親の幸せを願いながらも、
でも彼女たちが親を幸せにすることなんてできないのだということも
理解していきます。

お母さんも、お父さんも、
自分たちが自分たちを幸せにする義務があるのですし、
何よりも夫婦として向き合って、愛を学ぶというもっと大事な学びがあるんです。

向き合いたくないから、子どもを使っちゃうのは、
子どもにとってはいい迷惑です。

 

子どもが親を選ぶという考えは、子どもしか使ってはいけない

ある心理カウンセラーの方が、
虐待をしてしまうお母さんに対して、
「あなたの子どもは、叩かれるために生まれてきた」
というような説明をした・・・という記事を何度も目にして、びっくりしたことがあります。

お母さんのほうは、それを聞いてほっとして、
自分を肯定してもらえた・・・と思ったようですが、
個人的には、
お母さんのサポートも違う形ではしたいと思いつつ、
子どもは、叩かれるために生まれていないと言いたいと思います。

「子どもが魂の学びのために親を選んで生まれてくる」
というこの考え方は、
親の側から見て言ってはいけないと思うのです。

子どもの側が、仮に虐待を受けたり、境界線を守ってもらえずに尊重されずに育ったとして、
その関係性の中で、自分を癒し、自分の傷を乗り越えて、
親も苦しかったんだろうな、、、と思えるようになって、
「この親の元に生まれてきた学びの意味」を理解できるようになり、
その学びから自分の素晴らしさを見つけ出すことができて、
それで初めて、
この親を選んだんだな、、、と思えるようになるかもしれない、というだけだと思います。

それだって、こんなに苦しんだのなら、やっぱり違う親が良かったなーと思い続けるかもしれません。

親の側が、子どもは自分を選んできたから、
何をしても許されると思いあがるのは、怠慢だし、それこそ自分の学びを見つめていないと言えると思います。

親が自分のしたこと省みることが、子どもに対してできること

私のところには、
逆に、子どもを虐待してしまったり、コントロールしてしまった後悔から
カウンセリングを受けてくださる方もいます。

彼女たちが、自分がしてきたことを省みることができ、
その行動に至った原因となる記憶を癒し、
自分の人生を生きることを選び、
そして子どもに対してできる行動を変えていくことができて、
初めて親の側の学びになるのだと思います。

親だって、いろいろと抱えながら親になり、
その傷を癒すまでは、失敗も繰り返してしまうでしょう。
そんな自分を、自分が許し、必要な反省をして、責めることなく、
自分の学びに変えればいいのです。

結婚も、親になることも、簡単なことではありません。

その中で、自分がしてきてしまったことも含めて、その責任を受け入れること。
そこに重要な魂の学びがあります。

子どもは親を幸せにするために生まれてきたのではなく、
子どもも、親の学びのために生まれてきているだけだと私は思います。
それは、親もきちんと向き合わないと見えてこない学びです。

まずは自分が自分を幸せにすることだけに集中したらいい

辛い環境に生まれてきてしまい、親を変えたいと思ったとしても、
それを変えることはできないことは、
その方が嫌というほどわかっていることです。

ですから、
簡単に親を選んできたのだから、魂の学びなんだから、、、と言われても、
とってもとっても、受け入れ難いことだと思います。

それでいいんだと思います。

だからこそ、罪悪感をもたずに、自分を幸せにすることだけに集中すればいいのだと思います。

でも一つだけ言えるのは。

これだけ辛い体験をしているのなら、
それはやっぱりその方は強い魂を持っている証拠だし、
それを乗り越えたときに、本当に素晴らしいものが待っているのだと思います。

その自分の幸せを、信じていてほしいなと思います。
あなたはきっと、光り輝く美しい魂だから。

今日もお読みくださりありがとうございました。

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