親の介護と結婚についての悩み。それでも結婚は諦めたくないから

私たちが年齢を重ねるように、
親世代も年齢を重ねていき、
20代では意識する必要もなかった、介護が
私たちには現実的問題としてのしかかってきます。

婚活するのにも、いつか親の面倒をしなくてはならないが、
結婚してもいいのだろうか。
結婚後も親の面倒をみられるのか?

などのように
40代の婚活では、親のことを悩む方は少なくないようです。

どうしたらいいでしょう?
そんな質問も多くいただきますので、
今日は親のことについて、私が考えることを書いてみたいと思います。

結婚していても、いなくても、親のことについて考える日が来る

拙著の中で、お母様の介護をしていた友人について書いています。
彼女は、私が好きなように海外に行っている間、お母さまの介護をしていました。

そして、私にはきつすぎる言葉を言われました。
「自分勝手に生きすぎている。介護がどれほど大変かわかる?
あなたはいつでも自分が好きなことして、親に助けてもらって!」

その時私は、自分が幸せになろうとすることは、わがままなのかもしれないと
思い込み、結婚を諦めるべきなのか、と思い始めました。

そこで我に帰り、私の幸せと彼女の幸せは別のものなのだ。
確かに介護で大変であっても、彼女も幸せになることができるのだということを
思い出し、自分の幸せを許可することにしたのです。

結婚していないと、
親のほうも、遠慮なく頼れる娘がいて、ちょうどよかったなんて思ってしまうこともあるかもしれませんし、
娘であるあなたも、だからこそ結婚できない、と思うかもしれません。

でも、それは答えではないと思います。

あれから10年経ち、
私自身も、親のことを心配するようになりました。

今私は結婚していますが、結婚していても、いなくても、
親の問題は、私たちが直面することなのではないかなと思います。
私は国際結婚していますし、いずれ、日本から離れる可能性もあるのです。

結婚していて、旦那さんの都合で、遠く離れることになったり、
旦那さんの親の介護をすることになったりすることもありますが、
それでも、自分の親のことを、誰もが考えると思います。

だから、これは結婚していない、しているは関係なく、
誰もが悩むことなのです。

親は、なんだかんだ言って、私たちの幸せを願っているはず

ある女性が、独身のまま、ご両親の介護を終えた時、
「すごく寂しさを感じたの。私は本当にこの世で一人きりなのよ。
家族がいなくなったの。本当に、結婚していればよかった」

まだ50代でしたし、結婚の可能性はあると思います。
でも日本人は、どこか年齢を重ねると、恋愛が起きなくなる感覚を持っていますよね。
だから私が、
「じゃあこれから、運命の人に出会えますね!」
というと、かなりびっくりした様子でした。

彼女のお母さんは、彼女が独身だったことを、とても心配されていたようです。
親の世代も、
自分たちにとって都合がいいと思いつつも、
娘を一人残していくことも、とても心配なのだと思います。

私が結婚が決まった時、
私の母が、安堵しているのが伝わってきました。
「ああ、よかった、私、このままあなたが一人で生きていくことになったら、どうしようかと心配だったから」
と言ってくれたのです。

結婚していないときは、
「結婚していない娘がいると便利よ」という
母親友達との会話で、そうねと言い合っていた母でしたが、
便利なことよりも、何よりも、私のことを心配してくれていた、というのが本心だと思います。

もちろん、この先、私が海外にいくことになったら、
きっと寂しいでしょうし、不安にもなるでしょう。
でも、それでも、私が一人でいて、それを残していくことを考えると、
家族がいることをよかったと思ってくれるのではないかなと思います。

自分が幸せになって、親の幸せを祈る

私の大好きな友人で、認知症ケアのスペシャリストがいます。
彼女は、アメリカに住んでいて、お母様は日本にいます。
彼女の場合、日本とアメリカはよく行ったり来たりしていますし、
彼女ができるところから、お母様のケアをしています。

私たちは、自分ができることをクリエイティブに見つけ出すことができると思います。

その時にできることをすればいいだけです。

私の知り合いは、
彼も自分も、親の介護をしながら、お付き合いをしています。
彼らは、いろいろなサービスを使い、
仕事をして、親の面倒を見て、自分たち二人の時間も楽しんでいます。

これは新しい付き合い方だなーととても嬉しく思いました。
結婚はしていなくても、彼らはぴったりのパートナーです。
いつか、二人だけになった時には、きっと二人は一緒に暮らすんだろうなと思っています。

彼らは、自分たちの親も、自分たちの幸せも大切にしたのだと思います。
こんなふうに、私たちには新しい生き方も見えてくると思います。

まずは自分が幸せになること。
その状態から、初めて人を幸せにできるのです。
自分を我慢させた状態では、誰のことも、本当は幸せにはできないのだから。

甘いものではないかもしれないけれど、でも、愛の状態になれることを考えてみたい

介護という現実を体験していない私だから、
「そんな甘いものではない!」
というお叱りも受けてしまいそうですが、、、
でも、確かに甘いものではないのかもしれませんが、
だからと言って、介護のために、自分は幸せになれないと信じる必要もないと思うのです。

もちろん、介護でもう疲れ果てている・・・という状態では
精神的に婚活どころではないかもしれません。

ご相談いただく多くの方が、どちらかというと、
「これから必要になるから、結婚は諦めた方がいいのではないか」という
状態のようでした。

心配だとは思いますが、私たちが集中するのは今です。
だから、未来のために今を諦めてしまうのはもったいないことです。

私たちが幸せになることは、私たちの義務です。
今、その幸せになった状態から、世界を見たら、
違うものが見えてくるはずですし、
選択肢も今まで思いつかなかったようなものが見えてくるのではないかと思うのです。

イライラモヤモヤしながら、親のせいで、なんて思いながら我慢して生きるのでは、
親の介護をしていても、親にとっても辛いものになるのではないかなと思います。
もちろん、自分も不幸ですよね。

親のせいではないんです。
あなたが、親のせいにして、自分の結婚をやめているだけなんだ、と気づいてみると、
どんな思いがするでしょう?

少しきつい言い方かもしれません。
でも、親のせいにされていたのでは、親だって悲しいはずです。
もし結婚を諦めた状態で、介護を選択するのであれば、その選択だって、自分の責任です。

親も、最後をどう生きるのか、その責任が本当はあります。
あなたが全てを背負う必要はないのです。

介護をするのであれば、愛の状態からしたいですよね。
愛の状態からできないのであれば、やはり自分の幸せもちゃんと考えて、
その上で、親の介護を考えたほうがいいと思います。

どんな状況でも、ハッピーを作り出すことはできるはず

親世代は、確かに、自分たちの親の面倒もよく見ていたと思います。
本当に辛い介護の時間を過ごした話も、よく聞きます。

だからと言って、同じことをするのではなく、
私たちができる形を探せたら、それほどいいことはないのではないかなと思います。

先ほどご紹介したカップルは、そのいいロールモデルになるんじゃないかなと思います。

現在進行形で心配であったとしても、
それでも、今、結婚がしたいと思っているのであれば、
それを抑えて親を取る必要は全くありません。
本当は、それは関係のないことなのです。

どんな状態であっても、親との関係は続きます。

そして、どんな状況であっても、私たちは自分の幸せを考えていいのです。

だから、自分の幸せの中に、親の面倒というシナリオが上手に入れられるように
考えられるといいなと思うのです。

ということで、私からの答えは、
結婚は諦めなくていい!です。
幸せなストーリーは、必ず幸せな展開を産み続けてくれるから。

今日もお読みくださりありがとうございました。

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