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あなたは恥ずかしい子なんかじゃない

自分のことを「恥ずかしい存在」だと思ってしまう。
そう感じている方が、とっても多いと思っています。

日本人は、「恥ずかしい」という言葉をよく使うんじゃないかな、とも思います。
それはシャイの意味で、恥ずかしがり屋、ということではなくて、
シェイムの意味の、「恥」。

こんな年にもなって独身なんて、恥ずかしい!
と親に言われたりすることもありますよね。

それは全て、世間の目を気にした言葉です。

だからそんな思いを抱えて生きて来られている方に、今日のブログを書きたいと思います。

目次

私たちはいつでも、世間ばかりを気にしている

以前、帰国子女の方が、こんなことを言ってくれたことがあります。

アメリカにいた時、お友達の親はみんな、子どもを目一杯褒めていた。
でも、私の親は、私のできないところばかりを拾って、怒ってばかりだった。

と。

私もよく思いました。
アメリカ人の、あの、めちゃくちゃ目一杯子どもを褒めるのって、すごくいいなー。

日本人だと、自分の子どもを褒めること自体も
「恥ずかしい」と思うだろうし、
褒めるにしても、このレベルでほめたら「恥ずかしい」と思うのかもしれない。

そうやって周りの目ばかり気にしながら、私たちは育ってきたのだと思う。

私もいつの間にか、
「恥ずかしい」という感覚を強く持つようになってきていた。

こんな服じゃあ恥ずかしいかな。
こんなこと言ったら、恥ずかしいかな。
こんなことしたら・・・

そして、そのうちそれは、家族にも及んでしまっていた。

お母さん恥ずかしいな。
お父さん恥ずかしいな。

だから、私は両親を人に紹介するのも嫌だった。

友だちに何て言われるのかな、って思うと、怖かったから。

いつだって、世間の目を気にして、
それを基準に自分や家族を見てしまい、
そして恥ずかしいと思ってしまう。

恥ずかしいという感覚は、
どうしたらいいのか分からないくらい、私たちの心をに突き刺さる。

私たちには本当に強烈に「自分を恥じる」という思いを
深いところに持っているのだと思う。

自分を恥じることを自分だけがやめることにする

時々、過去にしてしまったことを思い出して、
「ああ恥ずかしい!!」と後悔してしまうことがある。

ただの失敗とかじゃない。
人には言いたくない、過去の自分の愚かな行動。

それを思い出すといても立ってもいられなくなって、無駄におろおろしてしまったり。

誰でもそんな過去は一つや二つはあるはずだ。

でも、それを自分が許してあげなくては、
私たちはずっと、「恥ずかしい存在」のままになってしまう。

自分を恥だと思うって、
自分にとっても申し訳ないことよね。

だから、過去に自分が何をしたとしても、
今の自分が何歳であろうと、
自分を恥ずかしく思うことをやめてあげたいと私は強く思う。

それができるのは、私だけだから。

私は、恥ずかしい子なんかではない

あなたも私も、恥ずかしい子なんかではありません。

失敗もするし、
周りと比べてしまったら、できないところも見えてしまうかもしれないけれど。

でも、私たちは、誰と比較する必要もないし、
いつだって、頑張って生きてきた。

自分を大切にするなんて、よく分からなかったから、
人に言われたまま、こうすべきなのかなと間違った選択もしたかもしれない。

人の目ばかりを気にして、自分のことを後回しにして、
自分の思いを忘れてしまうこともあったかもしれない。

人に好かれたくて、喜んでもらいたくて、やりたくもないことをして、
そんな自分が好きになれなかったかもしれない。

それでもその時々の私たちは、その時の自分ができる範囲で頑張った。

だから、自分を許してあげて、
そして今ここで、自分を幸せにしたいと願う自分を、
恥ずかしく思うのではなく、
少しでも誇りに思えるようにしたい。

いろいろあったけど、今までよく頑張ってきたねって。

私もあなたも、自分を恥じる必要なんてない。
今日、私の中にある「恥」を手放したい。一緒にそうしましょう。

そのことを覚えていてくださいね。

今日もお読みくださりありがとうございました。

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